故障診断機
まだまだ暑いですね。でもここ小山町は段々風が涼しくなって
きました。
さて、今回のお話は「故障診断機」です。
今新車で購入できる車は、コンピューターによってコントロール
される部分が多くあります。
なんでコンピューターでコントロールするかと言うと、もともとの
目的は排気ガスの有害成分の低減でした。
そのコンピューターが故障したり、センサ(コンピューターに信号
を送る部品)、アクチュエータ(信号で動く部品)、配線が故障
してしまうと排気ガスが汚くなってしまいます。
このコンピューターとセンサ、アクチュエータ、配線の異常が
あったとき警告灯を点灯させます。
この異常の内容を見やすく、原因を探りやすくしてくれるのが
診断機です。
自動車に使われるコンピューターとそれを診断するための
診断機はとても進化が早く、日進月歩です
今の自動車はドアのロック、エアコン、エアバック、ブレーキ
なんかも多くコンピューターに制御されるようになりました。
富士メカニック専門学校でも、診断機を使用する実習を行い
ますが、新たに最新型の診断機を習得できるようになると
思います。
でも、診断機だけでは解らないものも沢山あります。
またそのあたりは今度書かせてもらいます。